【PC-98】『リトルミュージシャン』MML変換もできる譜面入力ソフト☆懐かしいアプリケーション

PC-9800シリーズ用音楽ソフト リトルミュージシャン PC-88・PC-98

本日はプログラミング日記をお休みして
PC-98用の懐かしいアプリをご紹介。

昔、BASIC で天魔降臨を作っていた時
BGM データ作成時に利用していた
譜面入力式の音楽ソフトが
『リトルミュージシャン』です。

まだ MML を理解する前だったので
譜面を変換してくれる機能は大助かり!

そんな懐かしいソフトを久々に起動。
簡単に紹介していきましょう~♪

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譜面に音符を置いていく音楽ソフト

譜面に音符を置いていくタイプのシンプルな音楽ソフトです

SNE から発売されていた音楽ソフト
『リトルミュージシャン』の動作環境は
MS-DOS バージョン 3.11 以降と
PC-9801-26K 搭載の機種。

SNE 製のサウンドボード
サウンドオーケストラなどにも対応。

マウスを使って、画面下部に並んでいる
音符などを選択し、五線譜上へ置きます。

画面上部のメニューから音色を選択したり
演奏・印刷・保存など色々できます。

ユーティリティを使えばN88-日本語BASIC(86)との連携も可能

「オートデモ」を使うと、サンプル曲を
読み込んで自動演奏してくれます。

ユーティリティを選ぶとサブメニュー。
ここに MML変換・単体演奏・画面セーブ
といった便利機能がありますよ。

単体演奏で保存されたファイルは
ソフト付属の再生プログラムを使って
MS-DOS 上で演奏できます。

画面セーブは現在表示されている五線譜
をそのままベタ保存することができ、
N88-日本語BASIC(86) で表示可能。

MML変換は、作成した譜面データを
BASIC の PLAY 文で演奏するための
MML 文字列で保存してくれます。

作られたファイルを覗いてみる

MML変換するとこのようなテキストファイルができあがります

試しにサンプル曲の譜面データを使って
MML変換してみたら、拡張子 MML の
テキストファイルが出来上がりました。

中身を覗いてみると、BASIC で使える
MML 文字列が書かれていますね。

あとはこれを BASIC のソースに
埋め込むなどして利用すれば OK♪

ちょっと作り込んでいる曲の場合
この MML変換機能は助かりますね😄

画面セーブで保存された五線譜は、BASICでそのまま画面表示可能

最後に、画面セーブしたファイルを
BASIC で読み込んでみましょう。

ファイル名.B1, R1, G1 の 3ファイルが
作られるので、それらのファイルを
グラフィックVRAM へロードします。

すると上写真のように五線譜 4段分を
1画面に表示させることができますよ。

…まあ、個人的にはこの機能は
まず使うことは無いと思いますが
譜面を見せたい、スクショとして保存
といった感じの使い方になりますね。

以上、昔めちゃ愛用した音楽ソフト
リトルミュージシャンの紹介でした。

久しぶりに起動して操作していると
使っていた当時の記憶が少しずつ
蘇ってくるものですねぇ。

それではまた明日~!

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二次創作を中心に絵や小説を作っています(未だ投稿はしていませんが、オリジナル作品も出すつもりです)。 互いに発信し合えるSNSの良さを活かして沢山の方と交流出来たらいいなぁ、と思っています。

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