今回は、現在保管している昔使っていたフロッピーディスクの中から、久々にいくつかのソフトを動かしてみたので、動画と一緒にお届けしたいと思います。
98ユーザーだった方で遊んだことがある!っていう人もいるかもしれませんね。さっそくいってみましょう~♪
貴重なフロッピーディスクをバックアップ!
現在我が家に残っていたフロッピーディスクは、上の写真に映っているもので全て。数年前はもっとあったのですが、既にイメージバックアップを済ませてあったので、そちらは処分済みでした。素品でもらったバザールでござーるのフロッピーケースが懐かしい!
手元にあるのは全て3.5インチサイズですが、5インチの大きなフロッピーもたくさん持っていたなぁ~。今ではその存在すら忘れかけているフロッピーディスクですが、昔はこれが大事な記録メディアでした。
エミュレータで使用するために、これらのまだバックアップを取っていないフロッピーたちを、イメージファイル化しようということになりました。いつ読めなくなるかわかりませんからね。
PC-9801シリーズの動く実機があれば簡単なのですが、手元の98ノートは残念ながら半分死にかけていて起動しません。ですが、PC-98時代のフロッピーを読み込むことができる、USB接続のフロッピードライブは所有しています。
ということで、久々に以前リカバリ作業で復活したVAIO君を使うことになりました。
バックアップ作戦開始!!
今回バックアップに使用するのは、リカバリをしてとりあえず普通に使えるようになっているVAIO C1VR/BP君と、そのオプションとして一緒に購入したUSB接続の3モードフロッピーディスクドライブ。
現在メインで使用している Windows 10環境に接続してみたのですが、標準でインストールされるドライバがうまく動いてくれないため、諦めてVAIO君の出番になったというわけです。リカバリしておいてよかった~!
保管してあったフロッピーは、昔の周辺機器用ドライバディスク、データ保存ディスクなどがメインでした。その中に混じって、このようなアプリケーションのフロッピーを発見♪
「Windows 98 Second Edition」の起動ディスク、MIDIソフトの「Ballade 2」と「MUTONE-j」、CD-Rライティングソフトの定番「B’sRecorder GOLD」の初期版、書籍タイプで販売されていたゲームソフト「ボンバーマン ぱにっくボンバー」、そして Windows 3.1時代のゲームソフト集「アミューズメント・シリーズ-I」の合計6種類!
VAIO君にインストールした Windows 2000を起動し、メインPCからUSBスティック経由で移した9821エミュレータ「T98-NEXT」を起動。
フロッピーディスクをイメージに変換する機能を使って、エミュレータ用のイメージファイルとしてバックアップを取っていきます。
大半は 1.44MBサイズですが、PC-98シリーズ用のフロッピーには 1.23MBサイズのものも多いです。サイズ設定に注意しながら1枚ずつ地道にバックアップ!読み込めなくなっていた数枚を除き、全てのフロッピーをイメージ化することに成功しました。
取り込んだイメージファイルをUSBでメインPCへ移動!いよいよエミュレータでゲームソフト「ぱにっくボンバー」を起動させてみますよ♪
256色表示対応のエミュレータでゲーム起動!
いつも通り、PC-9821エミュレータ「T98-NEXT」に、ぱにっくボンバーのフロッピーイメージをセットして起動させてみたのですが、音楽は聞こえてもゲーム画面が映らない。なぜ?と一瞬思ったのですが、すぐに思い出しました。
このゲーム、確か256色表示専用のソフトだ!残念ながらT98-NEXTでは正常に動いてくれないソフトの1つみたいなので、256色表示対応のエミュレータを探してみたところ、有名なものがありました!
Anex86というエミュレータで、プラグインを一緒にインストールすることで256色表示に対応できるとのこと。まとめて手に入れたあと、フロッピーイメージをAnex86用に変換して動かしてみました。すると!
BGMとともにタイトル画面までスムーズに起動しました♪めちゃめちゃ懐かしいです!この記事の後半で、一緒に撮影した動画もご紹介しますのでお楽しみに!
このゲーム、本屋さんで書籍として販売されていました。この頃は結構フロッピーやCD-ROMを添付した書籍が多かったですからね。価格もお手頃だったと記憶しています。
キーボードよりもコントローラがオススメ
最初はキーボードで操作を確認しながら遊んでいましたが、はっきりいってゲームにならないくらい操作しにくいです。エミュレータだから、いつも使っているゲームパッドが使えないかな~?と思い、設定から有効にしてみたところ、バッチリ使うことができました!
普通のゲーム機感覚で遊べるようになったので、さっそく試しに遊んでみることにしました。その際に収録した動画を後ほどご紹介☆
ぱにっくボンバーは落ち物パズルゲーム。ステージ毎にボンバーマンにも登場する敵キャラたちが相手になります。
ボンバーマンならではのルールも!
L字型に落ちてくる、様々な色のボンバーマン。回転させて位置を合わせながら下に落としていきます。縦・横・斜めのいずれかに同じ色が3つ揃うと消えます。
うまく連鎖させると、下から爆弾がせり上がってきます。そこにたまに落ちてくる火の付いた爆弾の爆風を当てると、ボンバーマンでもおなじみの誘爆を起こすことができます♪
爆弾の量や爆風レベルなどによっては、このようにほぼ全てを爆破することができるくらいの勢いになりますよ☆ 黒焦げになったボンバーマンが相手側に送られるので、一気に形勢逆転ということも!
相手側が上まで積み上がってしまったら勝利!ステージクリアとなります。シンプルですが意外と難しいんですよねぇ~。単純に自分が下手なだけだと思いますが♪
クリアすると、かかった時間と総プレイ時間が表示されます。上手な方がプレイしたらきっとクリアまであっという間なんでしょうね~☆
逆に自分が上まで積み上げてしまうと、ゲームオーバーとなります。ですがコンティニューはできるので心配なし!
20年以上ぶりに遊んだ結果、ノーコンティニューでステージ1-3までしかクリアできませんでした。ぷよぷよが得意な人なら、結構いい記録が出せそうな気もします。素早く連鎖を作って一気に攻める感じで♪
この後はもう1つのフロッピー「アミューズメント・シリーズ-I」に入っているゲームを開いてみたいと思います。こちらは Windows版のソフトなので、VMwareを利用しますよ。
Windows 95で動かしてみました♪
この「アミューズメント・シリーズ-I」は、Windows 3.1の時代に発売されたソフト。ですが今回は 3.1の次に発売された Windows 95で動かしてみたいと思います。
実際、このソフトは Windows 95で遊んでいたこともあります。
VMware上の Windows 95の中に「アミューズメント・シリーズ-I」のフロッピーに入っているファイルを全て転送。中に入っているファイルを全て、普通にコピーしただけです。
3つのゲームが入っているのが確認できますね。1つ1つ開いてみます。
ペアタイルズ
1つめはこちら!有名な山崩しゲーム「上海」にも似ていますが、ちょっと違います。同じ牌同士を一組として取っていくのですが、2回曲がる所にある牌しか取れません。
シンプルなルールですが結構ハマってしまうゲームです♪上海に似たハマり要素のあるパズルゲームなので、暇つぶしにオススメです!
軍人将棋
2つ目は軍人将棋。こちらはルールなどよくわかっていないので説明できません。ごめんなさい!遊び方がわかれば楽しそうですけどね~♪
倉庫番
ラストは倉庫番!こちらはもうおなじみのパズルゲームですね。かなり前に記事で紹介したこともあります。パソコンで初めて遊んだ倉庫番がこちらのソフト。何度やってもなぜか遊びたくなる、不思議な魅力を持ったゲームですよね♪
ぱにっくボンバーを遊んでみた動画はこちら☆
2ページ目でご紹介した「ぱにっくボンバー」を、実際に遊んでみた動画はこちらになります!約13分ありますので、お時間のあるときにでもご覧くださいね♪
これからも、懐かしいPCゲームなどを紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
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