新たなプロジェクトを今回よりスタート♪
長らく眠りについていた、過去に愛用してきたパソコンをもう一度引っ張り出し、中身をリカバリして動作するものにする!というものです。
隙間時間を使っての作業なので、のんびりペースにはなってしまいますが、古いパソコンでもそれなりに復活させることができる!というものを、作業レポート的に書いていこうと思います。
はたして最終的にどのような形になるのか、自分でも全くノープランではありますが、色々といじくって遊んでみたいと思います。
まずは現在の状態をチェック!!
使用するPCは、ソニーから2001年2月に発売された、コンパクトノートパソコン「PCG-C1VR/BP」という機種です。
当時家電量販店で新品で購入したもので、外箱・付属品など全てきれいに保存してあります。
同時購入したのが、上の写真に一緒に映っているCD-ROMドライブ。当時のノートPCでよく利用されていた、PCカードスロットで接続するタイプのソニー純正ドライブです。
外見は多少汚れがあるものの、特に大きな傷みなどはありません。
本体の裏側はこちら。標準でインストールされていたOSは「Windows Me」で、そのプロダクトコードが書かれたシールも貼られています。
中央の紺色の蓋はメモリ増設用スロットの蓋で、純正では用意されていない大容量のものを追加しました。そのため、このような専用蓋となっています。
標準搭載メモリは128MB、純正での最大増設メモリは+64MBまでなのですが、現在入れている物は+128MBのメモリです。そのため、最大256MBとなっています。
当時としては多い方でしたが、今現在の基準で考えるとめちゃくちゃ少ないですね~。
続いては開いた状態でのチェック!
液晶画面部分を開いてみたのがこちら。とってもコンパクトですよね。
液晶の解像度は1024×480という、ちょっと変わったワイドサイズ。縦幅がかなり少ないですが、Windowsの解像度設定で1024×768などにセットすれば、マウスでスクロールする形で広く使うことも出来ます。
スピーカーはステレオなので、音は結構キレイですよ♪
キーボード部分を拡大したものがこちら。
中央にあるポッチはスティックポインタで、指先でグリグリ動かすとマウスを動かすことが出来ます。慣れるとこれがとっても使いやすくてお気に入りでした。
スペースキーの下にはマウスの左右ボタン+センターボタンがあります。センターボタンを押しながらスティックを上下させると、ウィンドウのスクロールもできるという優れもの☆
マウスを持ち歩く必要がなかったのが、とっても良かったですね。
本体側面などをまとめてみました。
液晶画面右側には、本体名「PCG-C1VR/BP」のラベル、そして使われているCPU「Crusoe」のシール、そして「Windows Me」のシールですね。
液晶の中央上部には、回転させることもできる35万画素の内蔵カメラを搭載!現在のWebカメラ的なものが、この時代から標準装備だったのは凄いですね。
右側側面には、音声入出力端子、USB端子、電源端子、外部モニタ用ケーブル端子、ジョグダイヤル、そしてモジュラージャックがあります。
左側側面には、i.LINK端子、PCカードスロット、メモリースティックスロットがあります。
この機種のもう1つの大きな目玉が「ジョグダイヤル」ですね。よく利用するアプリケーションを登録しておいて、クルクルピッピと起動できるというめちゃ便利なものです。僕もかなり使いました。
キーボード右上には写真を撮るためのボタンも設置されているので、外へ持ち出して内蔵カメラで撮影したりするのがとても便利なPCでした。
バッテリー持ちが良かったのも高評価。フル充電で平均3時間以上は使えました。当時これくらい長く使えるノートはほとんど無かったので、かなり重宝しました♪
内蔵HDDのOSを起動してみる
外側のチェックも終わったところで、早速電源を入れてみましょう。
液晶の縁にある切れ端のようなものは、昔貼った液晶保護フィルムがきれいに剥がれずに残ってしまったものです。かなりひどい見栄えだったため、全て剥がしました。おかげで画面は元通りキレイに見ることができます♪
おなじみVAIOロゴが最初に表示され、その後にHDDを読み込み始めます。
自分でもすっかり忘れていましたが、中に残っていたOSは「Windows XP」でした。Meからアップグレードしていたのを完全に忘れていました。もう何年も前のことですからね。
ログインしてみると、何も入っていないデスクトップが登場。リカバリ作業とアップグレードだけやって、まだ何もしていない状態で止まっていました。
スピードが遅くなるからという理由で、クラシックWindowsのデザインで使っていたのを覚えています。XP、懐かしいなぁ。
とりあえず、動作に関しては何も問題なさそうですね。無事に生存していたことが確認できて一安心です♪
BIOSも覗いてみました
電源投入直後の「VAIOロゴ」の画面で [F2]キーを押すと、BIOSセットアップ画面に入ることができます。
時計などは初期化されていましたが、そのほかの動作に支障はありませんでした。これから行っていく復活プロジェクトに影響はなさそうです。
ということで、次回はまず本来の形に戻してみるため、購入時の状態にリカバリしてみたいと思います。Windows Meに戻ることになりますね。
さらにその後の予定として、Linuxをインストールしてデュアルブート環境を構築!なんてことも検討中です。
数年ぶりに再び動き出した愛機VAIO!今後どのように生まれ変わっていくのか、ちょっと楽しみでもあります☆
それでは、次回のレポートもお楽しみに!
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