無料で利用できる仮想環境再生ソフト「VMware Workstation Player」を利用して、過去の懐かしいOSをインストールしたらどうなるのかな~?という、実験企画の第3弾です♪
今回は、オフィスなどでよく利用されていた、Windows NT Workstation 4.0をインストールする様子をレポートしてみます。ちょっぴり長くなるので前編と後編の2回構成でお送りします☆
久々に取り出したインストールメディア
個人的にも、仕事の関係で利用していたWindows NT。当時のインストールメディアも大切に保管してあります。
ということで、そのメディアを利用して VMwareの仮想PCにインストールしていきたいと思います。
それにしても、NTをインストール作業からやるのは久しぶりだなぁ。
CDブートさせるとセットアップ起動
この青バックのセットアップ、懐かしいですね~!Windows 3.0くらいからこの形式でしたね。
現在のWindowsは全てわかりやすい表示ですが、この時代は前半テキストのみのシンプルなインストーラでした。
では、早速Enterキーを押して始めましょう!
ちょっと待つと、CD-ROMドライブとSCSIアダプタ=ハードディスクを認識してくれました。
パソコン初心者にはとってもわかりにくいインストーラですが、これで問題ないのでEnterキーで続行します。
先へ進むと次はハードディスクの設定となります。今回は新規のハードディスクイメージで行っているので、何も心配せずCキーを押して続行します。
基本構成の一覧が表示されたら、キーボードなど間違い無いことを確認してから「上記の一覧は使用中のコンピュータと一致します。」を選択します。
ハードディスクのパーティション作成の画面になったら、今回新規イメージで作成した2GBのハードディスクを丸々使ってインストールするため、このままEnterキーで開始します。
あとはファイルコピーが終わるのを待つだけ。昔のPCだとここで何十分も待たされたものですが、現在のPCでVMwareの仮想PC上では、ほんの数分で終わってしまいます。速いですね~♪
この画面が出たら、テキストベースのインストールは終了です。
一度メディアを取り出し、Enterキーを押せば自動で再起動されます。
ビジュアルインストーラが起動
再起動後、見慣れたWindowsインターフェースでセットアッププログラムが起動します。ここからはマウスも利用できます。
少し先へ進めて行くと、セットアップ方法を選択する画面が表示されますが、ここでは「標準」のままで先へ進みたいと思います。
この後もユーザー名入力、プロダクトコード入力などが続いていき…
次々先へ進めていくと、システム修復ディスクを作るかどうかの画面に。昔はこういった緊急起動用フロッピーディスクを必ず作っていたものです。
インストール後でも作成できるので、ここは「いいえ」を選んで先へ進んでしまいます。
ネットワークの設定も表示されます。既にLAN環境が整っている場合は、ネットワークに接続を選択してすぐに利用することが可能です。
時代を感じるのは「モデムを使って接続」といった項目があること。この頃はまだLANなどのネットワークがあまり普及していなかったですからね。
全ての設定を終えて追加のファイルコピーが終わると、このような終了画面になります。あとは再起動ボタンをクリックすれば完了です!
再起動後、ログイン待機状態の画面となります。
まだ初期状態なので、画面が640×480・16色モードです。背景のロゴ画像がひどい色になっていますねぇ。でも大丈夫!この後の設定できちんとした表示になります。
次回はレポート後編をお届け♪
ということで、長くなってしまったので今回はここまで!
次回は、VMware Toolsのインストール、サービスパックのインストールなどが続いていきます。
安定動作まであともう一息! 次回もお楽しみに~♪
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