無料で利用できる仮想環境再生ソフト「VMware Workstation Player」を利用して、過去の懐かしいOSをインストールしたらどうなるのかな~?と思い、早速テストしてみました♪
VMware Workstation Player
準備などに関しては、より詳しく解説されているサイトがたくさんあるので、詳しい手順の説明は省略させていただきます。
このソフト、ソフト開発者にとってはとってもありがたいソフトで、現在動いているOS上に、もう1つ仮想のパソコンを作り上げるものです。
Windowsアプリを作る際、自分の環境以外で正しく動作するのか、確認したくなることがありますよね?
そういった時にこのソフトを使うことで、パソコンを変えずに動作確認をすることができます。
例えば、Windows 10のメインパソコン上に Windows 7の仮想PCを作り、自分の作ったプログラムが Windows 7で正しい動作をするか確認!といった使い方ですね。
僕自身も互換性チェックのために利用していますが、とっても役に立っております。
今回はこのソフトを使って昔のOSをインストールしてみますよ♪
ちなみにどのOSも、知り合いの家などに眠っていたフロッピーディスクなどのインストールメディアを譲ってもらい、イメージ化してから利用しています。
初めて見たWindows 3.0以前のバージョン、新鮮で楽しかったですよ♪
MS-DOS Ver.6.22
最初はベースとなる「MS-DOS 6.22」をインストールしました。
Windows 3.1までは MS-DOS上で Windowsが動作していたため、土台にMS-DOSが必要でした。
とってもシンプルな起動直後の画面です。
verコマンドで MS-DOSのバージョンを表示させたところですね。
ちなみにこのコマンド、現在のWindows 10 コマンドプロンプトでも動きますよ。試してみてくださいね。
MS-Windows Ver.1.04
この MS-DOS 6.22環境に、まずはWindows 1.04をインストールしてみました。
先日 PC-9821の記事でもご紹介した DOSシェルのような画面ですね。
最初のWindowsは、ご覧のようにファイラーとしての使い方みたいです。現在のエクスプローラにあたるものですね。
メモ帳などのアプリも多少あるみたいですが、残念ながらそちらは動作してくれませんでした。
MS-Windows Ver.2.11
続いてインストールしたのは、Windows 2.11。
ちょっとだけ雰囲気が現代に近づきましたね。
ファイルマネージャが最初に起動するのは Ver.1と同じですが、アプリケーションがかなり増えました。
Ver.1の時と違い、アプリも正しく動作してくれましたよ。
MS-Windows Ver.3.00a
この辺りからは見たことある方も多いのでは?
大ヒットした Windows 3.1の前にリリースされた、Windows 3.00aです。
見た目的にも現在のものにかなり近づいていますよね。
プログラムマネージャというものが最初に起動するので、そこに登録されているアイコンをダブルクリックしてアプリケーション起動!という感じです。
今までメインだったファイルマネージャは、アプリケーションとして残っています。
アイコン表示されるようになったので、画面も賑やかになった感じがしますね。おなじみソリティアもここから登場です♪
今では当たり前のデスクトップ壁紙も設定できます。
僕自身は、PC-9800シリーズ用のWindows 3.0から、Windowsを使い始めました。懐かしいなぁ~
コントロールパネルはこんな感じ。
設定項目が今と比べるとかなり少ないですよね~☆
MS-DOSがベースということもあって、細かい環境設定自体は MS-DOSの CONFIG.SYS や AUTOEXEC.BAT を編集する必要がありました。
何かと大変な時代でしたが、自分に最適な設定が完成したときは、とても嬉しかったのを思い出します。
次回は
後継OS「Windows 3.1」から「Windows 98」あたりまでをご紹介できればと思っています。
ここからは自分の昔使っていたOSなので、より懐かしく感じます。
昔を思い出すOS紹介、次回もお楽しみに~♪
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