PC-8801エミュレータ「M88」に、元々持っていたフロッピーディスクを取り込んで構築した環境で動かした、1990年開発のオリジナルRPG「アシュラの塔」をご紹介します。
今見ると恥ずかしくなるような完成度ですが、当時はこれでも嬉しかったものです♪
PC-8801とは?
PC-8801はNECから1981年に発売されていたパソコンです。
僕の自宅にあったものは、知人の家の物置に眠っていたものを貰ってきたものです。
PC-8801シリーズで有名な機種の1つに「PC-8801mkII SR」という機種があります。
サウンド機能やフロッピーディスクドライブが標準装備、処理速度の大幅アップなど、88シリーズの人気を確立させた機種なのですが、うちにあったのは初代機。そのような機能は一切ありません。
フロッピー無し、ディスプレイは白黒、サウンドはブザーのみ、記憶装置はデータレコーダーを使ったカセットテープ記録。今では信じられないような環境ですねぇ。
そんな初代機に内蔵されていたプログラミング言語「N-88 BASIC V1」を使い、当時中学生だった自分は専門誌や説明書などを片手に、BASIC言語の勉強をしていたのでした。
毎月愛読していた雑誌「マイコンBASICマガジン」が、この世界を好きになるきっかけになったのは間違いありません。
オールBASICで作ったオリジナルRPG
そんな環境で初めてまともに完成したオリジナルRPGが、こちら「アシュラの塔」です。
このページの画像は全てPC-8801の解像度(640×200ピクセル)そのままなので、その粗さなどが分かっていただけるかと思います。
画像そのものは640×400ありますが、PC-8801シリーズのカラーモードは縦が200ピクセルで、ラインとラインの間が1ピクセル空いているため、縞々の画像になっているわけですね。
ちなみに当時は画面が白黒8階調ディスプレイだったので、このゲームの色は想像で設定していました。
数年後にPC-98DO+を購入して、初めてこんな色だったんだ~!と分かったわけです😅
想像の色で作ったゲーム画面
白黒画面で想像配色設定のみで作り上げたゲーム画面がこちらです。むらさきですねぇ~♪
ゲーム内容は、レベルを上げながら主人公を育て、宝箱からアイテムを集めつつ、塔の最上階にいるボスを目指すというものです。
RPGなのでセーブ・ロード機能もあります。漢字出力などのテクニックはこの時の自分にはまだ無かったので、半角テキスト文字とグラフィックパーツのみで作っています。
このワンフロアの画面を描き終わるまで数十秒かかるくらい、初代機のスピードはかなり低速でした。それでも自分で作った物が思い通りに動いてくれると嬉しいものです😄
当時を再現!モノクロ化してみました
せっかくなので、当時の白黒ディスプレイではどのような感じで見ていたのか、画像を白黒加工してみました。
見て驚き!確かにこのような感じでした。ディスプレイ自体もブラウン管だったのでここまで綺麗なモノクロではなく、もっとボンヤリした感じだったと思います。
それでも雰囲気はかなり近くなりました。懐かしいなぁ~♪😊
恥ずかしいけどプログラムの一部
最後にタイトル画面プログラムの先頭部分から一部をご紹介。いや~見にくいですねぇ😅
昔は普通にこんな感じで書いていましたが、今時の書き方に慣れてしまうと、とっても見にくいなと思ってしまいます。
懐かしいコマンドがたくさん書かれているので、必死に勉強していた中学生の頃を思い出します。
よく最後まで完成させられたなぁ~と思ってしまいますね。このアシュラの塔、実はスマホアプリで復活させようかなと思っています。もちろん大幅にリニューアルさせて!
まあ、いつになるかは未定ですけどね。期待はせずにお待ち下さい☆
ポチッと応援してもらえたら嬉しいな♪










コメント
WIN10版プレーさせて貰いました。
これの元であるPC88版の件で質問です。
地下一階で爆弾を使う先でマトックを使う所なんですが、その男性と会話が出来ません。アイテムでマトックを使っても反応が無いのですがどうすれば先に進めますか?
アシュラの塔を遊んでいただき、ありがとうございます。
元祖PC-88版はバグが残っているので、フラグがうまく保存されずに正しく動かないことがあります。
地下1階でマトックを使う必要はなく、ただ冒険者に話しかけるだけで先に進みます。
エミュレータ用のディスクイメージですよね?どちらで入手されたか教えていただけますか?
相当昔の話ですが、ヤフオクで大量ディスクセットを落札したその内の一つです。市販品や同人物等が沢山ありまして、雑誌等の打ち込み物も多数ありました。それを実機経由で吸い出してプレーしました。
話し掛けても全く反応が有りませんでした。やり直してマトックを手に入れる前に話すと取って来いと言われたので、取りに行ったんですがそこで手詰まりでした。プログラムを解析してみるとやり取りは分かったので、1220行のパラメータを一部修正すると一応先に進む事は出来ました。後はオーバーフローや、塔の主の台詞がずれて表示されたり等がありました。
EDは見れましたが、正規の手順でクリアしたいなとは思っています。
感想ですが短編では有りますが、中々面白かったです。他の作品も有る様なのでそちらもプレーしてみる予定です。
そのようなディスクセットがあったんですね。
まさかこのゲームがそこに含まれていたなんて~!全然知らなかったです。
恐らくかなり昔にWebでアップしていたディスクイメージのものっぽいですね。
数年前に多少ソースをいじった、手元にある元祖88版プログラムでも、
カギで開けた扉が別フロアへ行くと復活してしまう現象など、致命的なバグは残ったままです。
今さら88版を直しても仕方ないか~と思っていたので、そのまま放置していました
色々ご不便をおかけして申し訳ないです。
今度、久しぶりにもう一度88版を遊んでチェックしてみたいと思います。
PC-88版を最初から最後まで遊んでチェックしてみました。無事クリアできるのを確認済みです。
ただし、フロアを移動すると鍵で開けた扉が全て戻ってしまうので、マジカルキー入手前までは注意してください。
この戻ってしまうのは元祖88版のグダグダな仕様なので、今回は修正していません。
修正点を2つ書いたので、メインプログラムを書き換えてセーブした後で遊んでみてください。
1.ロード時に画面が正しく更新されないバグ
540行を下記のように変更する。GOSUB *LD以降の部分が追加されました。
540 IF A$=”2″ THEN CLS:PRINT TAB(3);”Now Loading…”:GOSUB *LD:CLS 2:GOSUB *MA:CLS:PUT@(X*16,Y*8),A%(0,11),PSET:GOTO 120
2.ラビンスのメッセージ表示バグ
下記1295行を追加するだけで解決。
1295 CLS
以上でとりあえず大きな2つのバグは直ります。オーバーフローは発生しなかったので場所を特定できませんでした。
なお、地下2階の宝部屋手前で「よし、ここをとおしてしんぜよう。」のメッセージが通過の度に表示されるのと、
地下1階でマトックを渡した後にその冒険者と話せなくなるのは、そうするためのプログラムが無いからです。
load “twmain.bas” でプログラムを読み込んで上記修正を済ませたら、save “twmain.bas” でセーブしてください。
これで修正された状態でゲームが動くはずです。
態々再プレーまでして頂き有難う御座います。
しかし、結果は同じでした。
セーブデータをそのまま使ったのがまずいのかもしれません。近いうちに最初からまたやってみます。オーバーフローはアイテムを使う時の数字の入力時です。想定外の大きい数字を入れると出ます。
又何かあればここに書きたいと思います。
ご報告ありがとうございます。
正常でないセーブデータを使った場合、動きがおかしくなる可能性もありますね。
オーバーフローの場所、アイテムを使う部分ですね。後ほどチェックしてみます。
全て修正したらここのコメントでお知らせし、そちらの修正ポイントに加えて
数日前に公開したPC-88エミュレータ用のディスクイメージも中身を更新します。
もしよければ修正後にアップするイメージでも試してみてくださいね。
N88-BASIC→HSP移植番外編!元祖アシュラの塔FDイメージを特別に公開☆『N88-BASIC→HSP移植プロジェクト』
https://www.tsapps.net/dev/pc8801-n88basic-tower-of-asyura
オーバーフローの修正が完了しました。
修正内容は先ほどの返信に書いた記事の最後に、アップデート情報として記載しました。
1120行を修正することでオーバーフローは発生しなくなります。
ディスクイメージもアップデートしましたので、もしよければご利用下さい。