現在公開中の自作ソフトウェア
N88-BASIC Source editor で
新たなテストをしてみました。
『Virtual Serial Ports Emulator』
略して VSPE を利用して
Windows 上に仮想COMポートを作り
そこを通して PC-9821 エミュレータ
Neko Project 21/W とソース送受信!
本来 PC-88 と接続して送受信する
N88 エディタではありますが、
今回は PC-98 の N88-BASIC(86) と
仮想COMポート経由で通信します。
結果から先に言うと、見事なくらい
呆気なく成功しちゃいました😄
エディタは Ver.1.01 を公開中です

N88-BASIC Source editor は
僕の運営するもう1つのWebサイト
『レトロパソコンで遊ぼ!』の中で
現在公開中。
上記記事の中にあるリンクから
Ver.1.01 をダウンロードできます。
PC-8801 シリーズの N88-BASIC で
作られたプログラムソースファイルを
Windows 上で編集&保存が可能。
RS-232C クロスケーブル接続で
PC-88 と直接送受信まで出来てしまう
結構便利なエディタです♪
今回はこのエディタを使って
有名な PC-9821 エミュレータ
『Neko Project 21/W』と接続し
ソースを送受信してみよう!という
実験企画です。
VSPEをインストール!
98エミュレータと RS-232C で
通信テストを行うために必要なのは
仮想COMポートを作るソフトウェア。
http://www.eterlogic.com/Products.VSPE.html
上記サイトから無料でダウンロードできる
『Virtual Serial Ports Emulator』の
32bit バージョンの zip ファイルを入手。
普通にインストールしたあとは
仮想COMポートの作成作業。
Pair という項目を選んで
COM4 と COM5 の仮想COMポートが
ペアになるように作成すれば
準備は完了。実際やるととても簡単です。
あとは Neko Project 21/W の
シリアルポート設定で COM4 か COM5 を
選択して 9600ボーを選択。
エディタ側もポートと速度を設定すれば
通信準備は完了です。
エミュとエディタで通信テスト!

準備が調ったのでいよいよテスト開始!
まずはエミュ側で MS-DOS版の
N88-BASIC(86) を起動させます。
もちろん Disk-BASIC でも OK。
適当なプログラムを数行入力したら
エディタ側の RS-232C ボタンを押して
受信をクリックし、待機状態にします。
あとは PC-88 の時と同じように
save “COM:N81X” を実行するだけ。

すると何の問題も無くあっさりと
「受信が完了しました」のダイアログ。
エディタ側にはエミュで入力した
プログラムが表示されていますね。
VSPE、便利すぎる!
送信も受信も大丈夫!

次は逆パターンということで
エディタ側からエミュへ送信してみます。
先ほどのプログラムに 1行追加して
送信準備は完了。
エミュ側のソースは一度 new で消去し
list で空になったのを確認後に
load “COM:N81X” を実行してから
エディタの送信ボタンをクリックします。

すぐに送信は完了し、エミュの画面には
「Direct statement in file」のエラー。
このエラーが受信完了の目印です。
早速 list 命令でリストを見てみると

このように正しく受信できているのが
確認できます。エミュでもバッチリ!
PC-88 エミュレータでも
シリアル接続対応のものがあれば
より開発がやりやすくなるんだけど
何か対応エミュはないかなぁ😅
といったところで今日はおしまい!
ゲーム記事でなくてごめんなさい。
日曜日は色々と忙しかったため
ドラクエもほぼできずに終了でした💦
このエディタの最新情報などは
今後もブログと Twitter で
発信していきますのでお楽しみに!

上記ページの No.2180 にエディタが、
No.2188 にはアシュラの塔が
登録されているのでそちらもぜひ!
それではまた明日の記事で♪
ポチッと応援してもらえたら嬉しいな♪
コメント