現在公開中の自作ソフトウェア
N88-BASIC Source editor に
搭載する新たな機能の開発を
連日進めています。
その新機能とは
PC-88エミュレータでは一般的な
D88ファイルへの読み書きを
サポートする機能です。
この機能が完成すれば
エミュレータとの連携が楽になり
さらに便利になると思うので
かなり気合いを入れて開発中!
今日はその新機能開発日記を
短くまとめてお届けする
プログラミング・ミニ日記です。
エディタは Ver.1.05 を公開中です
N88-BASIC Source editor は
僕の運営するもう1つのWebサイト
『レトロパソコンで遊ぼ!』の中で
現在公開中。
上記記事の中にあるリンクから
Ver.1.05 をダウンロードできます。
PC-8801 シリーズの N88-BASIC で
作られたプログラムソースファイルを
Windows 上で編集&保存が可能。
RS-232C クロスケーブル接続で
PC-88 と直接送受信もできます。
さらに新機能 CMTファイル読み込みで
カセットイメージファイルからの
直接読み込みまでできてしまう
結構便利なエディタです♪
9月15日:モジュール作成開始
PC-8801 エミュレータなどで使われる
フロッピーディスクのイメージが
D88ファイルです。
現在開発中の新機能は
N88-BASIC の D88ファイルから
保存されている BASIC プログラムや
機械語ファイルなどを抽出して
エディタへ表示したり、そのまま保存
することが可能になるというもの。
手始めにまず作ってみたのが
N88-BASIC のディレクトリを読んで
ファイル一覧を取得するプログラム。
この日は先頭 1ブロックのみですが
問題なく表示することができました。
9月17日:ファイル一覧
2日後の 9月17日。
今度はディレクトリ情報を全て拾って
ファイル一覧を作成する処理を作成。
昔、別の言語でも同じようなものを
作ったことがあったので、ここまでは
割とスムーズに仕上がりました。
BASIC の FILES 命令っぽい表示で
画面出力テストしたのが上の写真。
9月18日:ファイルのデータを抽出
翌18日にはファイルの中身を取得する
プログラム作りに入ります。
ディレクトリ・FAT情報などを取得し
その内容を元にファイル内容を抽出、
保存するテストを実行。
バイナリ保存されたソースファイルを
抽出してエディタで開いてみたところ
問題なくリストが表示されました。
この段階で 2D と 2HD、両D88 への
対応が完了しています。
9月19日:D88への保存処理を作成
最後は敬老の日の開発日記。
前日までは読み取り機能でしたが
この日は D88へのファイル書き込みを
行うためのプログラムを作成。
古い資料を読んで処理の流れは理解。
あとはそれを形にするだけなのですが
そう簡単に完成するわけもなく😅
しかし失敗を繰り返しながらも
日が変わる前には何とか形に!
出力された D88ファイルを
88エミュレータで開いた後に、
追加したファイルを LOAD 命令で
読み込んでみたのが上の写真。
まだアスキーセーブ限定ですが
D88 へ保存できるようになったのは
かなり大きな進歩です♪
今後は
まだ完成したわけではないので
現在も D88機能の開発は進行中!
今は N88-BASIC 用データディスク
(ブランクディスク)の作成機能を
開発しています。
1つの処理を作り始めると
追加で必要になる処理も出てくるので
どんどん大きくなっていきますが😅
最終的には良い物になるはず!
ということで、完成を目指して
今日もコツコツと作り続けています♪
このエディタの最新情報などは
今後もブログと Twitter で
発信していきますのでお楽しみに!
HSPプログラムコンテスト2022に参加中
上記ページの No.2180 にエディタが、
No.2188 にはアシュラの塔が
登録されているのでそちらもぜひ!
それではまた明日の記事で♪
ポチッと応援してもらえたら嬉しいな♪
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